NVIDIA Jetson TX2でLチカしてみた

NVIDIA Jetson TX2でLチカしてみた

こんにちは、さかじです。入社早々素敵なボード(基板)が渡されました。既に他の記事でAWSと連携して居ますが、初めて扱う基板ではLチカを行うのが礼儀なので早速やってみましょう。
Clock Icon2018.09.13

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、さかじです。入社早々素敵なボード(基板)が渡されました。既に他の記事でAWSと連携して居ますが、初めて扱う基板ではLチカを行うのが礼儀なので早速やってみましょう。

Lチカとは

マイコンボードで最初にLEDを点滅(チカチカ)させるプログラムで試すことが多いことから「LEDチカチカ」略して「Lチカ」と呼びます。マイコンボードで実施する"Hello World!"です。

必要なもの

  • ディスプレイ(HDMI)
  • HDMIケーブル
  • USBハブ(2ポート以上)
  • USBキーボード
  • USBマウス
  • LED
  • 電流制限抵抗
  • JetSonとLEDを接続するためのケーブル

準備

  • 点滅用LEDのプラス側をJ21-15, マイナス側をJ21-9(GND)へ接続します。
  • 実際のピン番号とLinux上のピン番号の対比は以下のURLから参照します。
    今回はJ21-15ですので、GPIOの255となります。
    https://www.jetsonhacks.com/nvidia-jetson-tx2-j21-header-pinout/
  • 各ケーブルを接続してJetsonを電源ON

操作

GPIOアクセスようディレクトリ作成

  1. Ubuntuが起動したらnvidiaアカウントでログイン  
  2. ターミナルを起動  
  3. ターミナルで以下のコマンドを入力
    これでgpio255ディレクトリが生成されます。
$ cd /sys/class/gpio
$ sudo su
# echo 255 > export

gpio255ディレクトリへ移動

# cd gpio255

LED点灯操作

# echo out > direction && echo 1 > value

LED消灯操作

# echo out > direction && echo 0 > value

LEDが点灯した様子

最後に

ピン番号が判ればRaspberry Piと同じ方法でGPIOを操作できます。
高速な環境でLEDをチカチカさせるのは贅沢な気分になります。本気で点滅させると、どの程度の速度で点滅させられるか気になるところですが、そこは我慢したいと思います。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.